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『追憶の果て 密約の罠』裏話

本日、『追憶の果て 密約の罠』が発売されました。
前回と同じく、今日この日を無事に迎えられるのか、色んな意味でドキドしておりました!
先ほど書店に行って店頭に並んでいるのを確認し、ようやく一安心しました。よかった、夢じゃなかった、と(笑)


さて、これから先は、恒例の裏話的なお話をさせていただこうと思います。
今作ですが、あとがきにも書きましたように、華やかに・豪華に・セレブ感たっぷりに、をテーマにして書いたお話です。
何が一番大変だったかというと、攻のセレブっぷりを出すのにとても苦労しました。
久納の職業、最初は建設会社社長とか、宝石商とかだったんです。ですが、もっとハイグレードな仕事で! とのお達しを受けまして、プロットを立てる段階ですでに私一人では想像力の限界を迎えてしまいました。
そこで、いつもお世話になっているお友達のKちゃんに協力を仰ぎ、「世界中に取引先を持つ貿易商」という案をいただき使わせていただいた次第です。

このように、プロットから何度も躓いて担当さまのアドバイスをいただきつつ書きなおしを重ねました。その結果、プロットが通るまで、およそ二ヶ月もかかってしまったという……。
こんなにプロットで苦労したのは初めてでした。
どんだけセレブが書けないんだ、私(/_;)

ですが、おかげでお話の幅が広がったように思います。
もう、豪華客船についてとかホテルについてとか、調べまくりましたから!
次、またセレブを書く機会があっても、ここまでの苦労はしなくてすみそうです。
ただ、悲しいことに、今作で調べた成果をあまり出すことができませんでした……。ページ数をオーバーしまくりで、色々削って削って……、だったので(>_<)


そうそう、他にも後ですごく後悔したことがあります。
それは大月です。
はじめから彼が犯人だと決まっていたのですが、書いていくうちにどんどん愛着が湧いてきまして……。というか、こういうキャラ、大好物なんです! 秘書、最高です!
それをなぜ、裏切り者にしてしまったのか……!
すごく後悔しました。
でももう後戻りは出来ず、涙をのんで大月を犯人にしました。
捕まっちゃったんだから無理かもしれないけど、いつか彼のその後のお話を書きたいです。彼なりの幸せを見つけてくれればいいな、と思ってます。


総合的にみて、今作は色々と迷走したお話でした。
主人公の真琴にしても、攻の久納にしても、主軸に据えた四年前の銃器密輸事件についても……。
おそらく、書く人が違えばもっと骨太で読みごたえのある作品になったと思います。
私もそういった事件性も楽しめるようなお話を目指したのですが、悲しいかな、目指したようなお話に仕上げる筆力が私にはありませんでした。
それでも現在の私の全力を注ぎこんだお話です。もしほんの少しでもおもしろかった、と思っていただけたら、これほど嬉しいことはありません。


以前、当ブログでもご紹介しましたが、コミコミスタジオさまでは特典として小冊子をつけていただいております。
内容は本編終了後、一ヶ月ほど経った頃のお話です。久納との遠距離恋愛に悩む真琴が、探偵事務所の同僚・吾妻に相談をもちかけて……といったお話。
実は、もっと探偵事務所の方々を本編でも登場させたかったのですが、こちらもページの都合で泣く泣くカットしたという経緯があります。その無念をこちらで発散させていただきました(笑)
こちらもお読みいただけると幸いです。

あ、これまでと同様、感想のお手紙をくださった方には、書きおろしのSSペーパーをお送りさせていただこうと思ってますので、よろしくお願いいたします。


さてさて、ずいぶん長くなってしまいましたね。
こうして二冊目が出せたのも皆さまのおかげです。
この本に携わってくださった全ての方々に感謝しつつ、また次作でもお会い出来ることを願っております。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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2015年08月31日(Mon) | 裏話的な | TB(-) | CM(0)

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