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『甘い恋』・裏話

10月31日に初の新書『甘い恋』が発売されました。

本当に細々と、ゆっくりと、時には心が折れそうになりながらも書き続けてきましたが、こうして一冊の本として書店に並べていただくことができ、とても嬉しく思っております。
これもひとえに応援してくださった皆様のおかげです。「おもしろかった」の一言をいただけるだけで、どれほど励みになったことか……! ありがとうございます!


前置きが長くなりましたが、以下に『甘い恋』の裏話を書きました。
といっても、一度雑誌掲載をされた作品ですので、前のブログからその時の記事を引っ張ってきています。新書になってからお読みいただいた方もいらっしゃると思いますので載せておきますね。
それでは以下裏話になります↓



この話は「とにかく自分の好きな物を書こう!」というコンセプトのもと思いついた物語です。
そのため登場人物の職業は、パン屋×インテリアコーディネーター。パンとインテリア、私の好きな物を詰め込みました。

この小説で出てくるパン屋さんにはモデルがあり、改装後の内装についてはMというパン屋さんを参考にさせていただきました。
こちらは魔女の宅急便で出てくるパン屋さんをモデルにしているようで、レジの横にジジの置物が置いてあります(^
^)
このパン屋さんにもよく行くのですが、とにかくデザートパンが豊富で、甘党の私は行くたびに密かにテンションが上がり、トングを構えながら思わずニヤニヤしてしまいます(笑)
そしてもう一つ嬉しいことが……。
このパン屋さん、午後5時を過ぎると売れ残ったパンをおまけでつけてくれるのです!
パンをトレイに乗せてレジに行くと、奥から店主である男性がのっそり出てきて、棚に乗っているパンを2つ3つ手にし無言で紙袋に詰めてくださいます。この時間に行くと必ずパンが2倍になるという……。パン好きな私にはとても嬉しいサービスです♪
このお店の店長さんが印象的で、弘毅のモデルにもさせていただきました。

そしてもう一軒、Pというパン屋さんにも通ってます。
こちらは内装には凝っていないのですが、リーズナブルでおいしいパンを置いています。
このパン屋さん、新作のパンが出るペースがとんでもなく早い!
行くたびに新作が並んでます。
ですがその反面、少し残念なことも……。
棚のスペースが限られているので、定番メニュー以外は2週間ほどで下げられてしまうのです(; ;)
もう一度食べたい! と思って通っても、タイミングを逃すと二度とそのパンには巡り合えないという悲しい運命……。
そんな思いから、私がもう一度食べたいと切望している和風パスタサンドを作中に登場させました(笑)
これ、本気でもう一度食べたいです!


上記二つのパン屋さんをミックスさせて出来たのが、弘毅の経営するパン屋さんです。
どちらのパン屋さんにも小説のモデルにさせていただいた旨はお伝えしておりませんが、本当にありがとうございました(^ ^)




さて、次は本編とはあまり関係ない話ですが、きっと小説を書いた事のある人なら一度は体験するであろうことだと思う、やっちまったエピソードを、恥を忍んでアップしたいと思います(笑)
今日の分は本当にしょうもない話ですので、スルーしてくださってもけっこうです(^^;)

何を隠そう、今回の攻・弘毅には実はかなり苦しめられました。
雑誌掲載作の初稿を書き出した時からその苦しみは始まり、弘毅がかなり無口なことで、受・悠と同じく私も彼の気持ちがわからず四苦八苦(> <)
毎日毎日、小説を書いていない間も弘毅のことばかり考えていました。

そんな日々を続けたからでしょう……。
人の名前を呼び間違えるという大変失礼なミスを犯しました(; ;)

それは友人Hくんと話していた時です。
「弘毅くん、あのさぁ」と話しかけたのですが、Hくん無言。
再度、「ねえ、弘毅くん」と呼びかけるも反応なし。
なんだよ目の前にいるのに無視するのかよ、と思い、強めに「弘毅くん、聞いてる!?」と言うと、Hくんが微妙な顔をしつつ「俺、弘毅じゃないんだけど……」と……。
私、この時になってようやく名前を呼び間違えていることに気付きました。
ナチュラルに口から『弘毅』って出てしまっていたのです。言い訳させてもらうと、ちょっと似ていたんです(^^;)
ですが、本当に申し訳ないことをしてしまいました!!
一ヶ月以上、朝から晩まで弘毅のことを考えていた弊害がこんなところに!
ちなみにHくんは私がBL小説を書いていることを、この時まだ知りませんでした(^ ^ ;)

そんな友人に、まさか自分の書いているBL小説の攻キャラの名前と間違って呼んでしまっただなんて口がさけても言えず、動揺しまくった末に、「ごめん、弘毅って人と間違えた! 弘毅はね、パン屋さんなの。若くして自分のお店を持っておいしいパンを焼くんだけど、立地条件が悪くてお客さんがあんまり来なくて大変なんだ。でも無口だからそういうことをペラペラしゃべる人じゃないから、私、弘毅の気持ちがわからなくて……。だから最近弘毅のことばかり考えててうっかり間違っちゃったんだ、ごめん!」と一気にまくしたててました(苦笑)
私のその勢いに押されたようで、Hくんは「……そっか」と言いそれ以上の追及はしないでくれましたが、絶対に変な人だと思われたことでしょう。
こんな失礼なことを二度としてはいけないとそれから注意していたのですが、その後も気を抜くとやっぱり「弘毅」と呼んでしまいました。
さらに小説を書き進めるにつれ、あまりにもそれが頻繁になっていったので、Hくんには後日正直に事実をお伝えしました(^ ^ ;)
男性にBL小説を書いているという告白をするのはけっこうな勇気を要しましたが、実は決意した裏にはもう一つ決め手があったのです。

実はこのHくんのご親戚にパン屋さんがいるとのこと。
今回、パン屋さんが舞台ということで自分なりに下調べをしたつもりですが、やはりわからないことも多々ありました。
小説を書いていると言う前にもさりげなくパン屋さんのことについてお聞きしたのですが、あまり情報は得られず……。
パンを実際に焼く場所が『厨房』であっているのかどうかをどうしても知りたかった私は、Hくんに事実をお伝えすることを決心したというわけです。
……ええ、私が今回一番こだわった部分が、『厨房』という呼び方であっているのかどうか、です(笑)
もっと他のところも気にしろよ、って感じですが、ページ数の関係もありパン屋描写はあまり入れられませんでした。
パン屋大好きなのでそこがちょっと残念でもありましたが、BL小説を書いていると告白したことにより、Hくんの協力を得られ、ご親戚のパン屋さんに確認をしていただき、無事に「厨房でいいみたい」という回答を得ることが出来ました!
変な質問にお答えくださり、ありがとうございました(> <)



今回の教訓を胸に、今後もBL小説を書き続けていきたいと思います。
微妙な裏話でしたが、私と同じく小説を書かれている皆さま、名前の呼び間違いにはお気を付け下さい(笑)


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2014年11月01日(Sat) | 裏話的な | TB(-) | CM(0)

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